セブンイレブンが目印の、舊道口という入り口から基山街という狭い通りに入る。道の両側に、沢山の飲食店などのお店が並んでおり、いかにもアジア的な雑多な雰囲気で、それまでののどかな山の上の風景から一変する。
雨が降っているので、傘をさしている人が多く、狭い道が、余計に狭く感じる。
店は、食べ物屋が多い。店の店頭で作りながら売っている店もある。
この店では、巨大なエノキ茸をそのまま焼いて売っていた。
こちらの店では、イノシシ肉のソーセージ。1本40元。1元(台湾ドル)は、およそ3円なので、120円ほど。
こちらは、何ともエキゾチックな食べ物。ガイドの江さんによれば、紅糟肉団というもので、ゼラチンの皮の中に、ミンチした肉が入っているとのこと。
とある雑貨屋さんの建物。美しい彫刻で飾られている。この通りには、ゴールドラッシュの最盛期だった20世紀初頭の日本統治時代の古い建物が、あちらこちらに残っているようだ。
昔、日本の駄菓子屋に、同じようなものがあった。紙を破ると、中からお菓子や小さな玩具が入っていた。こちらは、中に何が入っているのだろうか。
九份の基山街は、アジア的な混沌とした雰囲気と、日本のなつかしい趣が、ごった煮になったような、不思議な場所だった。
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