2013年11月16日土曜日

プロローグ


台湾は、かねてより、訪れてみたい国の一つだった。

訪れるまで、この国へのイメージは、点心などのおいしい台湾料理、かつての日本の植民地だが親日家の多い国、中国の歴代皇帝の至宝を治める故宮博物院、といったものだった。

この旅では、そうしたイメージを辿りながら、また、新たなものにも出会った。

台湾という国を、一言で言い表すのは難しい。そこには、実に多くのことを、見いだすことができる。そこは、この小さな星の中でも、得意な場所なのではないか。

旅を振り返りながら、そう思ったことなどを、現地で撮った写真とともに、書き記して行きたいと思っている。

これは、2013年10月31日から11月3日まで、台北と九份を訪れたときの、旅の記録である。

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