2014年1月4日土曜日

故宮博物院の三希堂で一休み

午後1時を過ぎてくると、徐々に人出が多くなってきた。午後2時を過ぎると、主要な作品がある部屋には、入口に長蛇の列ができるようになった。

小腹も空いたので、最上階にある喫茶室、三希堂へ。

三希堂とは、清の皇帝、乾隆帝(高宗)が作らせた書斎の名。高宗は、王羲之の「快雪時晴帖」、王献之の「中秋帖」、王珣の「伯遠帖」を合わせて、三つの希なもの、三希と呼んで、この書斎に大切に収めていた。


カフェは、黒い茶色の木調で統一されていて、落ち着いた印象を与える。のんびりとできる。


台湾の名物料理、肉そばを注文。とってもおいしい!


いっしょに付いている、この肉団子のスープがたまらない。鶏ガラのスープで、塩気はほとんどなく、鶏ガラの味そのものを十分に堪能できる。


飲み物は、アーモンド・ジュース。えっ?アーモンド?

メニューを見た時に、その味を全く想像できず、呑んでみたら、杏仁豆腐の味。そうか、杏仁って、中国語でアーモンドの意味だっけ。


食後は、台湾茶。この左に見える大きなカップは、上にお茶葉を入れ、お湯を注ぎ、右の砂時計で時間を計り、時間が経てば、左上のボタンを押すと、お湯だけが下に落ち、茶葉はそのまま何度も使うことができる、という便利なものだった。

さーてと。小1時間休んだので、少しは混雑も解消しただろう。

下界に戻ろうとしよう。

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