迪化街の中に、民藝埕という小綺麗な店を見つけた。
文字通り、台湾の民芸製品を扱っているお店ようで、2階には展示スペースとカフェになっている。
店の中は、京都の民家のように、鰻の寝床のようで、奥までスペースが続いている。
柳宗理を紹介する雑誌や、彼がデザインした製品が展示されていた。
どうやら、日本の駒場にある柳宗悦の日本民芸館をイメージして作られている店のようだ。
少し歩き疲れたので、2階のカフェで中国茶をいただくことにした。
2階のインテリアも、シンプルでモダンな雰囲気で統一されていて、心が落ち着く。
中国茶のメニューは、匂いを確かめることができるサンプル付き。これは嬉しいが、迷いに迷ってしまった。
結局、東方美人のうちのひとつを注文した。
窓からは、迪化街の通りが見下ろせて、優雅な雰囲気で、午後のお茶を楽しむことができた。
会計の際に、対応してくれた若い女性に、柳宗悦のことをたずねたが、残念ながら、彼女は知らないとのことだった。
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