台湾旅行の3日目。まずは、台北で最もポピュラーな観光スポットの一つ、台北101に向かった。
朝、10時頃には着いたのだが、すでにエレベータの前には長蛇の列。エレベーターの乗るまでに、およそ30分くらい待っただろうか。
この台北101の展望台に上るエレベーターは、日本の東芝製で、わずか37秒で89階の展望台に到達する。2004年のギネスブックに、世界最高速度のエレベーターとして登録されたという。その記念のパネルが誇らしげに、乗り場に飾ってあった。
地上およそ500メートル、台北101の展望台から、台北市内中心部を望む。所々、高いビルは見えるが、さすが、台北101の高さは群を抜いている。
松山空港の滑走路もよく見える。松山空港に到着した時、空港からこの台北101がよく見えたっけ。
こちらは、町の中心部と反対側。北部の山岳地帯を望む。初日に訪れた九份も、この方向にある。
展望台のフロアには、カフェやお土産物やなどが並んでいる。また、ポストもあり、ここから世界中に手紙を出すことができる。
団体客や個人客が入り交じり、大変な混雑。知り合いを見つけては、途中から割り込んできる人が多く、なかなか前に進まない。ここでも、降りるまで、30分ほど待たされた。
台北101の下には、5階建ての巨大なショッピングモールがある。3階の吹き抜けのホールの巨大さには、驚かされた。誰もが知っている、世界的なブランド企業が店を構えているが、午前中だったせいか、廃墟のように、誰もいない。
しばらく歩いてから振り返ると、また来いよ、とでも言っているように、台北101は台北の空にそびえ立っていた。